時代劇の重鎮として確固たる地位を築いた松平健さんですが、その魅力をさらに拡張させたのが、1990年代半ばから舞台のアンコールで披露していた『マツケンサンバⅡ』の爆発的ヒットです。
金色のド派手な着流しにリーゼント風の鬘(かつら)を被り、サンバのリズムに乗って満面の笑みで踊る姿は、従来のシリアスな時代劇俳優のイメージを覆し、2004年には社会現象を巻き起こしました。2021年の東京五輪の際にも待望論が巻き起こるなど、そのポジティブなエネルギーは令和の時代になっても色褪せていません。
2026年現在、70代を迎えた松平健さんは、重厚な演技派俳優としての深みを増す一方で、YouTubeチャンネル「マツケンTube」やバラエティ番組、音楽フェスなどでも柔軟に活躍。若い頃の圧倒的な美貌から培われた品格を失うことなく、常に新しい挑戦を続けています。