Q1:芸能人でレビー小体型認知症を公表した代表的な人物は誰ですか?
A1:最も代表的な著名人は蛭子能収氏です。2020年にレビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併であることを公表しました。レビー小体型特有の「そこにいない人が見える(幻視)」や手足の震え、日によって認知機能が大きく変動する症状と向き合いながら、現在は福祉支援を取り入れた療養生活を送っています。
Q2:ネットで「認知症ではないか」と噂される芸能人は、本当に全員病気なのですか?
A2:決してそうではありません。加藤茶氏のように、服用していた複数の持病薬の副作用(薬物性パーキンソニズム)によって一時的にろれつが回らなくなったり動作が鈍くなったりした事例があります。薬の調整で完全復活を遂げたケースもあるため、テレビ画面の断片的な様子だけで認知症と決めつけるのは極めて危険な誤解です。
Q3:芸能人が認知症の家族を老人ホームや施設に入れるのは、世間から批判されませんか?
A3:かつては無責任な批判も見られましたが、現在では介護経験者を中心に「共倒れを防ぐ賢明で愛情ある決断」として極めて肯定的に評価されています。故・大山のぶ代氏の夫である砂川啓介氏が自身の癌闘病を機に施設入所を選択した際も、多くの専門家や国民から深い共感と支持が寄せられました。