エアコンを稼働させなくても、部屋の湿度を劇的に下げるプロの裏ワザが存在する。まず着目すべきは、日常生活の中に潜む「隠れた湿気発生源」だ。部屋干しした洗濯物、観葉植物の鉢植え、長時間沸騰させた鍋の湯気、そして入浴後に浴室から漏れ出る蒸気。これらは一見わずかな水分に見えるが、締め切った部屋の中では一気に相対湿度を数10%引き上げる主因となる。
エアコン不要で即効性のある湿気対策として、プロの住環境コンサルタントが推奨するのが「凍らせたペットボトル」を活用した簡易除湿法だ。結露の原理を応用し、水を入れたペットボトルを凍らせて金属トレーの上に置いておくだけで、部屋中の湿気がボトル表面に水滴として付着し、驚くほど手軽に除湿が行える。また、重曹や竹炭を湿気が溜まりやすい部屋の隅や押し入れに配置する、風の通り道を作るために部屋の2箇所の窓を15cmだけ開けて空気の流動を促すなど、日常のわずかな工夫で不快感から解放される確実な効果が得られる。