Q1:ブリーチを一切せずに、憧れのミルクティーベージュやオリーブグレージュになりますか?
A1:現在の髪の状態(ベース明度)によって結果が大きく異なります。すでにカラー履歴があり、8〜9トーン以上の明るさがあれば、1回の施術でも赤みを打ち消したオリーブグレージュや柔らかなベージュが十分に再現可能です。一方で、過去に一度もカラーをしていないバージン毛(地毛4〜5トーン)や黒染め履歴がある場合、1回のカラー剤塗布だけで完璧な透明感を出すのは困難です。その場合は「ブリーチを使わないライトナーで一度ベースを明るくしてから、2回目のカラーを重ねる(ダブルカラー)」手法を選択することで、ダメージを抑えつつ理想の発色に近づけることができます。
Q2:急な就活や実習のため市販の黒染めを使いたいのですが、本当にNGですか?
A2:絶対に避けるべきです。市販の黒染め剤に含まれる強固な直接染料は、毛髪内部のタンパク質と強力に結合し、後からプロが脱色剤を用いても均一に抜くことができなくなります。将来的に明るいカラーへ戻す際、緑色に変色したり、帯状の黒いムラが何年も残り続けたりする原因になります。どうしても短期間だけ暗くしたい場合は、サロンで「次回のカラーに影響を残さない酸性カラーや低アルカリカラー」を指定してオーダーするか、緊急避難的に1日だけ落とせる市販のヘアカラースプレー等でしのぐのが最も安全です。
Q3:カラーした当日にシャンプーをしても大丈夫ですか?色落ちを遅らせるコツは?
A3:カラー施術直後の毛髪はキューティクルが完全に閉じておらず、内部の染料が定着しきっていない不安定な状態にあります。最低でも施術後24時間はシャンプーを控え、お湯だけで軽く流す程度に留めるのが鉄則です。また、染料は熱に非常に弱いため、38℃前後のぬるま湯で洗い、洗髪後は濡れたまま放置せず速やかに乾かしてください。黄色みを抑えたい場合は紫シャンプー(ムラシャン)、赤みを抑えたい場合はシルバー・アッシュシャンプーを週に2〜3回取り入れることで、サロン帰りの澄んだ色味を格段に長持ちさせることができます。