新山千春の元夫である黒田哲史の現在の職業は、プロ野球球団・埼玉西武ライオンズのコーチです。現役引退直後の2008年からライオンズの用具担当やスコアラー、二軍育成コーチなどを歴任し、一軍内野守備・走塁コーチなどを経て、長年にわたり球団の屋台骨を支え続けています。
現役選手としての黒田氏は、決して派手なホームランバッターではありませんでした。1992年のドラフト4位で西武ライオンズに入団後、巨人を経て再び西武へ戻るまで、内野の全ポジションをそつなくこなす高い守備力と機動力を武器に、通算499試合に出場。通算打率.222、19本塁打というスタッツ以上に、首脳陣から「ベンチに一人いるだけで戦術の幅が広がる」と重宝された職人肌の選手でした。現役時代の推定最高年俸はおよそ2,400万円前後と、億単位が飛び交うプロの世界では堅実な中堅選手の位置づけでしたが、その野球理論の深さと堅実な守備技術こそが、引退後の長期的な指導者キャリアを担保する確固たる土台となっています。
近年、ライオンズの春季キャンプや試合中継で映し出される黒田哲史の現在の画像や映像を見ると、選手時代と変わらぬ引き締まった体躯と、ノックバットを握り若手選手に熱心な身振り手振りで指導する厳格かつ温かみのある表情が印象的です。SNS上でも「黒田コーチのノックは相変わらず正確無比」「守備の再建に欠かせないキーマン」と往年のファンから現場スタッフまで厚い信頼を寄せられており、華美なゴシップとは無縁の「純粋な野球人」としての生き様を貫いています。