不安を解消し、母児の安全を担保するための具体的なアクションプランを整理します。
【いますぐ(夜間・休日でも)電話連絡し受診すべきケース】
- 出血が鮮血(真っ赤)に変化し、生理2日目用ナプキンが1時間で満杯になる量が出た場合
- レバーのような赤黒い血の塊が排出された場合
- うずくまるような激しい下腹部痛、冷や汗を伴う締め付け感がある場合
- めまい、ふらつき、血の気が引くような貧血症状が出た場合(異所性妊娠の破裂等のリスク)
【翌診療日の日中に連絡・受診すべきケース】
- 茶色いおりものが増量傾向にあり、1週間以上連続して止まらない場合
- 微熱や軽い鈍痛が持続し、日常生活に支障をきたしている場合
- 直近の検診で「絨毛膜下血腫がある」と指摘されており、おりものの状態が変化した場合
【自宅安静の正しい過ごし方】
医師から「自宅安静」を指示された場合、それは「家事をしながら家の中にいる」ことではありません。医学的な安静(ベッドレスト)とは、「骨盤への血流を維持し、子宮にかかる重力圧を最小限にするため、水平に横になる(臥床する)こと」を意味します。座ってテレビやPCを見ている姿勢は、子宮口に頭部の重みや内臓の圧力がかかるため、完全な安静とは言えません。食事、トイレ、シャワー(短時間)以外の時間は横になり、骨盤を休める生活を徹底してください。パートナーや周囲に明確に協力を仰ぎ、自身の身体と胎児を守る体制を整えましょう。