滝裕可里の俳優人生を振り返ると、彼女がいかに稀有な足跡を残してきたかが浮き彫りになります。1987年10月14日生まれ、大阪府出身の彼女は、2001年の映画『Star Light』で主演デビューを飾り、早くからその資質を高く評価されていました。
彼女の経歴における最大の金字塔が、「日本の3大特撮シリーズすべてに出演を果たした」という快挙です。
- 『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(2012年):ヒロイン・河井衣月役
- 『ウルトラマンギンガS』(2014年):特捜チームUPGの杉田アリサ隊員役
- 『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』(2011年):葛木葵役
- 『仮面ライダービルド』(2017〜2018年):フリージャーナリスト・滝川紗羽役
特に『仮面ライダービルド』で演じた滝川紗羽は、単なるマスコット的ヒロインにとどまらず、物語の黒幕組織「難波重工」のスパイとしての葛藤や、主人公・桐生戦兎らを支える頼もしい姉貴分としての多面性を見事に表現し、特撮ファンから絶大な支持を獲得しました。
特撮作品にとどまらず、NHK連続テレビ小説への出演歴も豊富です。『てるてる家族』『瞳』に続き、2016年の朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロインの同級生であり後にファッションモデルとなる高西悦子役を好演。上品さと芯の強さを兼ね備えた演技で、お茶の間の知名度を決定づけました。さらに『警視庁捜査一課9係』『科捜研の女』『特捜9』などの王道刑事ドラマにも多数出演し、バイプレイヤーとしての確固たる地位を築き上げました。