Q1:激しい胸焼けが起きた直後に飲むヨーグルトを飲めば、胃酸を中和して即効で楽になりますか?
A1:即効性の緩和は期待できず、むしろ悪化する危険があります。発症直後は食道粘膜が炎症を起こしており、ヨーグルトの酸味やわずかな脂肪分が刺激となってさらなる胃酸分泌を促します。急な胸焼けが起きた際は、ぬるめの白湯を少量飲んで食道内の胃酸を胃へ洗い流すか、医師から処方された制酸薬を服用するのが最も確実です。
Q2:固形のスプーンで食べるプレーンヨーグルトと、飲むヨーグルトではどちらが胃に優しいですか?
A2:添加物が少なく無糖を選びやすい「固形の無脂肪プレーンヨーグルト」の方が胃への刺激は少なくなります。飲むヨーグルトは喉越しを良くするために糖分や安定剤が多く含まれている製品が多く、流動性が高いため早食い・一気飲みになりがちです。咀嚼を促し唾液分泌を高める観点からも、固形タイプを少量ゆっくり食べる方が推奨されます。
Q3:牛乳なら飲むヨーグルトよりも酸味が少ないので逆流性食道炎に安全ですか?
A3:牛乳は弱酸性(pH6.7前後)のため一時的に胃酸を中和しますが、含まれる動物性脂肪とたんぱく質が胃内で分解される過程で強力な胃酸分泌ホルモン「ガストリン」を放出させます。結果として飲んだ30分〜1時間後に胃酸分泌が急増するため、全脂牛乳の多飲は避けるべきです。飲む場合は低脂肪牛乳または無脂肪牛乳を少量にとどめてください。
Q4:胃の調子を整えるために朝食を飲むヨーグルトだけに置き換えるのは有効ですか?
A4:おすすめできません。空腹の胃にいきなり酸性飲料が入ることで胃壁への直接刺激となり、胃酸過多を招きやすくなります。朝は白湯などで胃腸を目覚めさせた後、消化の良いおかゆや柔らかいうどん、バナナなどを口にし、胃酸が薄まった食後に少量のヨーグルトを摂取する組み立てが理想的です。