二人が長年生活の拠点に選んだのが、イギリス・ロンドンだった。子どもたちの教育環境を最優先に考えた決断だ。長女の向日葵(ひまり)さんは、イギリスの難関大学を卒業し、バイオリンだけでなく脳科学の分野でも才能を発揮している。長男もまた、独自の道を歩み始めている。
ここでも高田の教育論が光る。単に勉強を強いるのではなく、個性を徹底的に伸ばす英国式の教育を自ら実践した。葉加瀬も「教育に関しては妻に全幅の信頼を置いている」と公言しており、夫婦の役割分担が明確だったことが伺える。2026年現在、子どもたちが自立したことで、夫婦はまた新たな関係性を模索し始めている。