近年は大きな本物の笹竹を用意できない施設や住宅事情が増えており、壁面をダイナミックに使った「七夕壁面飾り」が主流となっています。2026年のトレンドは、平面的な掲示にとどまらない「立体感と光の活用」です。
黒や濃紺の不織布をベースに、子どもたちが個々に製作した織姫・彦星をピン留めし、その間を黄色や金色のすずらんテープ、星形に抜いたホログラムペーパーでつなぐことで、部屋全体を夜空に見立てる演出が好評です。個人の作品が集まることで大きなひとつの「天の川」が完成する協同製作のプロセスは、子どもたちに一体感と達成感をもたらします。
また、窓ガラスに透明なカラーセロハンを水で貼り付けるステンドグラス風の装飾も、直射日光が差し込むことで床や壁に幻想的な影を落とし、夏の室内を涼しげに彩る仕掛けとして注目されています。