遠野なぎこさんは両親と妹、弟の家庭に生まれましたが、その家庭環境は極めて複雑かつ不安定なものでした。幼少期に両親が離婚し、母親が子どもたちを引き取ったものの、家庭内は常に母親の感情や都合に振り回される状態が続いていたと明かされています。
母親は周囲の目を引くほどの華やかな容姿を持ち、過去の写真を見ても非常に整った顔立ちの女性でした。しかしその内面は非常に気分の浮き沈みが激しく、自己中心的で支配的な性格だったと伝えられています。遠野さんが芸能界入りを果たしたきっかけも、母親の「娘をスターにしたい」「芸能人の母親になりたい」という強烈な顕示欲と願望によるものでした。
まだ物心がついたばかりの小学生の頃から過密なオーディションや撮影スケジュールをこなす日々。遠野さんは家計を支える存在でありながら、家庭内では母親の機嫌を損ねないよう常に怯えながら過ごすという、過酷な生い立ちを余儀なくされました。