事件後、大学関係者・在学生の間には深い戸惑いと不安が広がった。安心して学業や研究に取り組むべき学習環境が根底から揺るがされたためだ。ある学生は「いつどこで同様の騒動が起きるかわからないという恐怖がある」と心境を漏らす。教職員側も、講義の実施や施設運営における安全確保に細心の注意を払わざるを得ない状況に追い込まれた。
これを受け、大学側はキャンパス安全管理の抜本的な再検討を迫られている。出入り口の警備態勢強化、防犯カメラの増設、緊急時における学生への一斉連絡システムの整備など、防犯インフラの見直しが急ピッチで進められている。オープンな空間である大学という場の性質を保ちつつ、いかに安全を担保するかという難しい課題が突きつけられている。