タイムカードの巨人が挑む変革、駐車場とクラウドを制する独自戦略

タイムカードの巨人が挑む変革、駐車場とクラウドを制する独自戦略

タイムカードの巨人が挑む変革、駐車場とクラウドを制する独自戦略の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

かつて売り切り型ビジネスの代表格だった就業管理分野で、同社は明確なリカーリング(継続収益)シフトを完遂しつつある。その先陣を切るのが、大規模事業所向け人事・就業ソリューションのフラッグシップ「TimePro-VG」だ。複雑を極める日本の労働法制や、テレワークと現場出社が混在するハイブリッドワークの勤怠体系を、驚くほど緻密に吸収する柔軟性を誇る。

この強固な基幹システムを中核で支えるのが、各種デバイスとソフトウェア群をシームレスに束ねるクラウドプラットフォーム「アマノコネクト」である。ICカードリーダー、生体認証端末、さらには拠点のセキュリティシステムから吸い上げられた打刻・入退室データが、クラウド上で瞬時に集約・解析される。これにより、同社は単なる機器メーカーから、解約率の極めて低い本格的なBtoB SaaS事業者へと華麗な転身を遂げた。一度このエコシステムを組み込んだ顧客が、他社へ乗り換えるコストは天文学的だ。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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