歌舞伎町や新宿二丁目周辺の個室ビデオ店を実際に巡ると、かつての雑居ビルに潜んでいたアングラな雰囲気は一変し、現代的なネットカフェに近いクリーンなセキュリティ空間へと進化していることが分かります。
「深夜の歌舞伎町でビデオ鑑賞店を定期利用している」と語る30代会社員の男性(取材当時)は、現場のリアルな利用環境について次のように証言します。
「終電を逃したときや、仕事の合間に仮眠を取る目的で10年以上利用していますが、従業員から怪しい案内をされたことなど一度もありません。廊下には高解像度の防犯カメラが多数設置されており、防犯・防火対策も徹底されています。ネットの掲示板にあるような『ノックされて女性が入ってくる』といった話は、完全に誰かの創作か、何十年も前の怪しい店の話が一人歩きしているだけだと感じます。」
実際に主要店舗の入退館システムを確認すると、フロントでの厳格な年齢確認(身分証提示)が義務付けられており、店内アナウンスでも「風紀を乱す行為」「売買春行為の禁止」が繰り返し警告されています。現在のビデオボックスは、プライベート空間で映画やVR映像を楽しむための健全なエンターテインメント施設として確立されています。