空間の素晴らしさもさることながら、主役であるうどんのクオリティは折り紙付きです。釜竹のルーツは、店主の父が大阪・松原で創業した名店にあります。毎朝丹念に手打ちされるうどんは、厳選した小麦粉と水、塩加減の絶妙なバランスによって生み出されます。
同店の看板メニューは、潔くシンプルな2枚看板です。
- 釜揚げうどん:茹でたての麺を熱々の茹で汁ごと木桶で提供。小麦本来の豊かな香りと、ふんわりとしながらも芯に心地よいコシを感じる極上の一杯。
- ざるうどん:冷水でしっかりと締められた麺は、驚くほど滑らかな喉越しと力強い弾力が特徴。「太打ち」と「細打ち」から好みの太さを選べる点もファンの心を掴んでいます。
さらに見逃せないのが、揚げたてサクサクの「季節の天ぷら」です。車海老や旬の地野菜を薄衣でカラリと揚げており、香り高い一番出汁を使った特製つゆとの相性は抜群。夜の営業では、上質な日本酒とともに板わさや出汁巻き玉子といった酒肴を楽しむ「うどん前」の文化もしっかりと根付いています。