ダイゴを象徴する絶対的エース、それがメタグロスです。第3世代で初登場したこの「てつあしポケモン」は、種族値合計600という伝説のポケモン並みのパラメーターを持ち、鋼・エスパーという当時としては極めて優秀な耐性で挑戦者の前に立ちはだかりました。
原作ルビサファでのメタグロスは、攻撃種族値135から繰り出される専用技「コメットパンチ」が猛威を振るいました。威力100・命中85の鋼技でありながら、約20%の確率で自身の攻撃ランクが1段階上昇するという凶悪な追加効果を内蔵しており、回復アイテムで粘ろうとするプレイヤーの受け皿を力任せに破壊する光景が日常茶飯事でした。さらに「じしん」「サイコキネシス」「シャドーボール」など多彩なサブウェポンを備えていたため、中途半端な相性補完では即座にカウンターを浴びる設計でした。
そして『ORAS』で解禁されたメガメタグロスは、まさに鬼神の如き強さを誇ります。メガシンカによって攻撃種族値は145、素早さは110まで跳ね上がり、特性「かたいツメ」によって接触技の威力が1.3倍に補正されます。ORAS本編におけるメガメタグロスの技構成は以下の通りです。
- コメットパンチ:タイプ一致の主砲。特性「かたいツメ」が乗り実質威力195相当。
- しねんのずつき:タイプ一致エスパー技。怯み効果も脅威。
- じしん:炎・電気・同族の鋼タイプを叩き潰す広範囲物理技。
- ギガインパクト:最後の詰めで放たれる瞬間最大火力。
この怪物を攻略する決定的なコツは、「物理耐久で受けようとせず、特殊攻撃の弱点属性で上から一撃粉砕する」ことです。メガメタグロスの防御種族値は150に達するため、物理の「じしん」や格闘技では一撃で落とせないケースが多発します。一方で特防種族値は110と高いものの、防御ほど突出していません。
有効な対抗手段となるのは、ゲンガーやシャンデラのような素早さの高い特殊ゴーストによる「シャドーボール」、あるいは特性「かそく」を持つバシャーモによる先手「オーバーヒート」や「だいもんじ」です。また、状態異常「おにび」を命中させて攻撃力を半減させるか、先発で「いかく」持ちをサイクルさせて物理火力を削ぐ立ち回りが、安定した勝利への近道となります。