長期間使用している筆箱の内部は、剥き出しの鉛筆の芯が擦れ合って真っ黒になりがちです。鉛筆筆箱汚れ落とし方は、筆箱の素材によってアプローチを変える必要があります。
布製ペンケースの場合は、前述のウタマロ石鹸を使ったつけ置き洗いがベストです。一方、型崩れが心配な合皮製やハードタイプの筆箱には、消しゴムで大まかな汚れを吸着させた後、化粧用コットンにクレンジングウォーターや消毒用エタノールを含ませて優しく拭き取ると、素材を傷めずに黒ずみを一掃できます。
また、芯を削っている時やデッサン作業中に生じる手についた鉛筆の芯落とし方についても、皮膚科学に基づいた簡単な裏技があります。黒鉛が指紋や爪の隙間に入り込むとなかなか落ちませんが、ハンドソープを泡立てる際に「ティースプーン半分の砂糖」または「食用油1滴」を加えるだけで、スクラブ効果と油分溶解作用が同時に働き、肌を痛めることなく10秒程度ですっきりと洗い流せます。