大腸ポリープ悪性画像の特徴とは?良性との違いと内視鏡写真の判別基準

大腸ポリープ悪性画像の特徴とは?良性との違いと内視鏡写真の判別基準

大腸ポリープ悪性画像の特徴とは?良性との違いと内視鏡写真の判別基準についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

早期大腸がんと進行大腸がんでは、内視鏡画像に映し出される形態的特徴が大きく異なります。

早期大腸がんの画像特徴:わずかな粘膜の凹凸と色調変化

がん細胞が粘膜層や粘膜下層の浅い部分にとどまっている早期がんは、肉眼的には平坦型(0-IIb)や表面陥凹型(0-IIc)といった「背の低い病変」として観察されることが多々あります。隆起していないため見落としやすく、周囲粘膜とのわずかな色調の差(わずかな褪色や局所的な強い赤み)を手がかりに発見されます。最新の高精細内視鏡では、粘膜表面のテクスチャの微小な乱れを捉えることが可能です。

進行がんの形態的特徴:壁の肥厚、潰瘍形成、管腔の狭窄

がんが筋層を越えて深く浸潤した進行がん(Borrmann分類に準ずる形態)になると、内視鏡写真でもその悪性度は明白です。病変の中央部は大きく崩れて深い潰瘍底を形成し、周囲は堤防状に隆起して不整な結節が連なります。腸管の内腔が狭くなり、スコープの通過が困難になるほか、触れるだけで大量に出血する脆弱な組織像を示します。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。