手作りピニャータで最も頻発するトラブルが、「頑丈すぎて何十回叩いても割れない」、あるいは逆に「1発目の打撃で全体が崩壊してあっけなく終わる」という強度のミスマッチです。子どもたちが達成感を味わいながら大歓声を上げるためには、絶妙な強度調整が欠かせません。
綺麗にパカッと割るための最大の秘訣は、底面にあらかじめカッターで十字の切り込みを入れておくことです。切り込みを入れた箇所を裏側からマスキングテープで軽く留めておけば、叩いた際の衝撃がその弱点に集中し、お菓子が一気に飛び出すドラマチックな演出が実現します。
また、参加する子どもの年齢に合わせて紙の厚みをコントロールすることも大切です。未就学児がメインの場合は紙袋1枚+底面の切れ込みで十分ですが、小学生以上が力いっぱい叩く場合は、新聞紙を3〜4層ほど重ねて強度を高めるとゲームが長く盛り上がります。本体が割れる前に吊り紐がすっぽ抜けて落ちないよう、紐を通す部分は内側に厚紙や割り箸を添えて頑丈に固定しておきましょう。