佐藤めぐみの女優としての原点は、2001年のドラマ『3年B組金八先生(第6シリーズ)』での生徒役デビューに遡ります。その後、彼女の知名度を決定づけたのが、2005年のメガヒットドラマ『花より男子』における三条桜子役でした。
井上真央演じる主人公・牧野つくしを陥れようとする裏表のある難役を、圧倒的な透明感と冷徹な演技のギャップで見事に表現し、視聴者に強烈なインパクトを残しました。翌2007年には、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』において、ヒロインのライバルとなる「もう一人の和田清海(A子)」役に抜擢。完璧主義でありながら内面に葛藤を抱える女性像を繊細に演じ切り、批評家からも高い評価を獲得しました。
彼女のキャリアの強みは、主役を引き立てる卓越したアンサンブル力と、複雑な内面を持つ役柄を立体化させる確固たる演技理論にあります。映画『砂時計』や『彼岸島』、数々のサスペンスドラマや舞台作品において、不可欠な存在感を示し続けました。