エンブレムで成功したユーザーが次に挑戦するのが、面積の広いフロントグリルやアルミホイールのブラックメッキ塗装です。しかし、これらのパーツはエンブレム以上に過酷な環境に晒されるため、特有の配慮が求められます。
フロントグリルの攻略法
走行風をダイレクトに受けるグリルは、飛び石による塗膜の欠け(チッピング)が最大のリスクです。通常よりもクリア層を1〜2層多く重ねて塗膜の厚みを稼ぐことが有効です。また、複雑なフィン形状の奥まで均一に塗料を行き届かせるため、缶を動かすストロークを多方向に変えながら薄塗りを徹底します。
ホイールの攻略法
ホイールはブレーキダストによる高熱と鉄粉にさらされます。熱に強い2液ウレタン塗料をトップコートに用いることは絶対条件です。スポークの裏側やボルトホール周辺にマスキングの段差ができないよう、グラデーションを意識してボカしながら吹き付ける技術が求められます。