カレイの唐揚げは、正しくアプローチすれば家庭料理の中でもトップクラスの満足度を誇るメニューです。しかし、物理的な調理環境や食べる人のニーズによっては、別の調理法を選択した方が賢明な場合もあります。
◎ 姿揚げ(骨まで丸ごと揚げる調理)をおすすめできる人
- 本物の和食の香ばしさとカルシウムを余すところなく味わいたい人:低温と高温の二度揚げを行う手間を惜しまず、ヒレ骨や中骨のポリポリとした食感を酒の肴やメインディッシュとして楽しみたい人に最適です。
- 深型の揚げ鍋、または24cm以上の十分なフライパンと油(700ml以上)を用意できる環境:カレイ全体がゆったり浸かる油量を確保できれば、油温の低下を防ぎ、失敗なく美しい姿揚げが完成します。
▲ 姿揚げを慎重に判断すべき人(切り身・アレンジへ切り替えるべき人)
- 小さな子どもやお年寄りが同席する食卓:二度揚げによって骨は脆くなりますが、太い主骨(特に頭付近の太骨)は噛む力が必要になります。誤飲や喉への引っかかりを防ぐため、子ども向けには最初から中骨を除去した骨取り切り身を使用し、ひと口サイズの唐揚げにするのが安全です。
- 調理時間を15分以内で完結させたいタイパ最優先の人:丸ごとのカレイを骨まで揚げるには、下処理から二度揚げ・余熱時間を含めて最低でも25分〜30分を要します。短時間で済ませたい場合は、市販のカレイ切り身を使い、強火短時間で身だけを揚げる調理法を選択すべきです。