ネット上の古い体験談や一部の動画では、「海上釣り堀は魚が濃いから、バラさないようにハリス4号以上でゴリ巻きするのが安全」といった言説が見受けられます。しかし、これは現在のハイプレッシャー化した釣り堀では完全に通用しない典型的な誤解です。
特に近年は、水質が極めてクリアな釣り堀が増加しており、太いハリスの存在感や水切りの違和感を魚が敏感に察知して反転するシーンが頻繁に観察されています。マダイ狙いでハリスを3号から2号へ落とした途端、それまで沈黙していたウキが一気に引き込まれるケースは日常茶飯事です。
もちろん、細すぎる仕掛けはラインブレイクのリスクを伴います。だからこそ、「信頼できるフロロカーボンハリスの使用」「ドラグ機能の正確な調整」「結び目の確実な締め込み」という基本技術を組み合わせ、魚が喰い渋る限界の細さを攻めることが、現代の海上釣り堀における決定的なアドバンテージとなります。