Q1:緑色のおりものが出ているのに、かゆみも臭いも全くありません。それでも病気でしょうか?
A1:自覚症状がかゆみや臭いに現れない場合でも、クラミジア感染症や淋菌感染症の初期段階である可能性が極めて濃厚です。特にクラミジアは女性の約8割が無症状で経過し、気付かないうちに卵管閉塞を引き起こすため、「痛くない・かゆくないから大丈夫」という判断は最も危険です。色が緑色である時点で迷わず婦人科を受診してください。
Q2:忙しくて婦人科に行けません。市販の郵送検査キットで代用しても良いですか?
A2:現在地を把握するスクリーニングとしては一定の価値があります。しかし、検査結果が出るまでに数日から1週間程度を要するうえ、陽性と判明した後は結局医療機関で処方薬を受け取る必要があります。症状がすでに出ている場合は、郵送キットを待つよりも直接婦人科を受診したほうが治療完了までの期間も短く、トータルの費用も安く抑えられます。
Q3:受診するとき、生理用ナプキンやおりものシートについた分泌物は医師に見せるべきですか?
A3:見せる必要はありませんが、スマートフォンのカメラで撮影した写真を持参することは医師の診断において非常に有益な情報となります。診察時にはすでに分泌物が乾いてしまったり量が減っていたりすることもあるため、最も色や性状がはっきり写った写真があれば提示してください。また、受診直前にビデなどで膣内を過剰に洗浄すると正確な菌の検査ができなくなるため、膣内は洗わずに受診するのが鉄則です。
Q4:パートナーにどう切り出せばいいか分かりません。
A4:「最近体調を崩しておりものに異常が出たので婦人科に行ったら、お互いに治療が必要な感染症の可能性があると言われた。一緒に治さないと再発してしまうから、あなたも一度検査を受けてほしい」と、相手を責めるニュアンスを排し、医学的な事実として淡々と伝えるのが関係性を破綻させないための有効な対話法です。