1,300円というモーニング料金に対して、「どうすれば元が取れるのか」を検証する試みはファンの間でも活発に行われています。通常営業時のグランドメニュー価格をベースに、単品換算で損益分岐点をシミュレーションしてみましょう。
- セットプチフォッカ(4個換算):約150円
- ソーセージ&スクランブルエッグ相当プレート:約350円
- フレッシュサラダ(サイゼリヤドレッシングがけ):約200円
- スープ(ミネストローネ相当):約150円
- ショートパスタ(ハーフサイズ相当):約200円
- デザート(ヨーグルト・フルーツ):約150円
- モーニングドリンクバー:通常単品換算で約300円
これらを標準的な1人前として合計すると約1,500円相当となり、「プレート1皿+パン2個+スープ+サラダ+ドリンク2杯」を完食した時点で、通常メニュー換算の定価をほぼ回収できる計算になります。フォッカチオをおかわりしたり、パスタを大皿で楽しむことができれば、金額的なメリットは確実に生じます。
しかし、飲食経済の構造から見れば、サイゼリヤの原価率は外食産業の中でも極めて高い約35〜40%水準を誇っています。客が「元を取る」ために炭水化物を詰め込むこと以上に、上質なオリーブオイルやフレッシュな野菜、淹れたてのコーヒーを心ゆくまで堪能することこそが、サイゼリヤが持つ調達網の恩恵を最大限に享受する賢いアプローチと言えます。