キャラクターの造形を担当したのは、絵本作家やキャラクターデザイナーとして高い実績を持つ山下浩平氏(mountain mountain代表)です。山下氏は当時の公式記者会見やインタビューにおいて、「大阪が持つ『水の都』としての文脈と、生命の源である細胞の躍動感を掛け合わせ、触れ合える存在としてデザインした」とその設計思想を明かしています。
ビジュアル決定後に行われた愛称公募には、実に3万3,197件もの応募が寄せられました。厳正な選考を経て2026年7月18日に正式決定した名称が「ミャクミャク(MYAKU-MYAKU)」です。
この名には、人間のDNA、知恵、技術、歴史、そして人と人との絆が太古から未来へ「脈々(みゃくみゃく)と受け継がれていく」という壮大な願いが込められています。赤と青の鮮烈なコントラストは単なる奇抜さではなく、「命の連続性」という万博の根幹テーマを直感的に伝える計算された意匠でした。