一方で、客観的なジャーナリズムの観点からは、絶賛レビューの陰に隠れた現場のリアルな課題や注意点も見落とせません。宿泊記やSNS上の忌憚のないコメントを分析すると、以下の3つのネガティブ要因が浮かび上がります。
第一に、閉園直後の無料シャトルバスのピーク混雑です。花火終了後の20時半から21時半にかけて、ランド・シーそれぞれのバス乗り場には長蛇の列が形成されます。大型バスが続々と配車されるものの、混雑時には1〜2本見送る可能性(15〜30分程度の待ち時間)があり、歩き疲れた子どもを抱っこした状態での待機は相当なストレスになり得ます。
第二に、「ハッピーエントリー(開園15分前優先入場特典)」の対象外である点です。最新の人気アトラクションや新エリアへ最速入場できるハッピーエントリーは、ディズニーアンバサダーホテルやホテルミラコスタなどの「ディズニーブランドホテル」宿泊者限定の特権です。パートナーホテルであるオリエンタルホテル東京ベイには付与されないため、朝一のスタンバイパス争奪戦を絶対目標とする来園者には不向きな側面があります。
第三に、一般客室の一部に見られる経年劣化です。リニューアルフロア(スイート系やオリエンタルフロア)は極めてモダンで洗練されている一方、スタンダードフロアの一部客室では水回りや空調設備に築年数相応の古さを指摘する声が散見されます。滞在の快適性を最優先するなら、予約時の客室カテゴリー選びが極めて重要と言えます。