「専用の計測器がないから店舗に行くしかない」と諦める必要はありません。身の回りにある日常用品を工夫することで、今すぐ自室で指輪サイズを割り出すことが可能です。ただし、計測方法の選定を誤ると致命的な誤差が生じます。
ネット上で頻繁に見かける「糸を巻き付ける測り方」には重大な欠陥が存在します。一般的な縫い糸や毛糸は引っ張る力によって容易に伸縮し、巻き付け時のわずかな力加減で1〜2号以上のズレが発生するためです。より正確な数値を求めるのであれば、糸ではなく「細長く切った紙テープ」を使用する手法が推奨されます。
具体的な手順は以下の通りです。
- ステップ1:コピー用紙や付箋などの伸びない紙を、幅5ミリ・長さ10〜12センチ程度に細長くカットします。
- ステップ2:指輪を着けたい指の「最も太い部分」に紙を巻き付けます。多くの場合は第二関節、根元のほうが太い方は根元に密着させます。
- ステップ3:紙が重なり合う境界線部分に、極細のシャープペンシルや油性ペンで一直線に印を付けます。ペン先の太さによる誤差を防ぐため、線はできる限り細く引くのがコツです。
- ステップ4:紙を平らな場所に伸ばし、定規で2つの印の間の長さをミリ単位で計測します。この数値が「指の外周(指輪の内周)」に該当します。
すでにぴったり合う手持ちの指輪がある場合は、定規の上に指輪を置き、「指輪の内径(内側の直径)」を真上から正確に測るほうが誤差を抑えられます。円の中心を通る最大幅をミリ単位で確認し、後述する早見表と照合してください。