「ネットに少しでも触れたらすべて反則」と記憶している方は、ルール改定前の情報で止まっている可能性があります。FIVB(国際バレーボール連盟)の競技規則改定により、ネット接触に関する判定基準は過去に何度も見直されてきました。
現在適用されているタッチネット反則基準は、「アンテナ間のネットに、ボールをプレーする一連の動作中に触れた場合」に反則となります。スパイカーがスパイクを打つ動作、ブロッカーが跳んで着地するまでの一連の動作でネット上部の白帯や網に接触した場合は即座に反則です。ただし、「プレーに一切関与していない離れた位置の選手が偶然ネット下部に触れた」といったケースでは、相手のプレーを妨害しない限り反則を取られない規定になっています。
また、バレーボール最新ルール解説のトピックとして見逃せないのが、ビデオ判定技術「チャレンジシステム」と「グリーンカード制度」の定着です。自らブロックワンタッチやネットタッチを自己申告した選手にはフェアプレーを称えるグリーンカードが提示され、試合のスピーディーな進行とスポーツマンシップの向上が図られています。「映像確認で判定が覆る前提の競技設計」へとアップデートされている点も、現代バレーの大きな特徴です。