かつて「道の駅」といえば、中高年のドライバーが立ち寄る場所というイメージが強かった。しかし、ここでは客層の若返りが顕著に見られる。SNSでの発信を意識したフォトジェニックなスポットが多いことも理由の一つだが、本質はそこではない。若者たちが求めているのは、消費されるだけの観光ではなく、地域との「つながり」や「本物志向」の体験だ。
ワークショップや週末マーケットなど、地域住民と旅行者が交わるイベントが定期的に開催されていることも大きい。ただの通過点ではなく、目的地として選ばれる理由がここにある。子供たちにとっては、豊かな自然の中で食の循環を学ぶ絶好の教育の場にもなっているのだ。