キャンプ・アンド・キャビンズを語る上で欠かせないのが、施設全体が一つのテーマパークのように機能する名物イベントです。
朝の代名詞となっているのが、管理棟前で提供される「100円モーニング」です。1皿100円という破格のプライシングで、焼きたての特製フレンチトーストと淹れたてのコーヒー(またはコンソメスープ)が提供されます。キャンプの朝にありがちな「朝食作りの慌ただしさ」と「調理器具の片付け」から親を解放するこの仕掛けは、体験した利用者の口コミで極めて高い満足度を記録しています。
そして夕方になると、場内の全キャンパーがイベントデッキに集結する「アメリカンBINGO大会」が開催されます。名物司会者の軽妙なトークに乗せられて、子どもたちが一斉に「ビンゴ〜!」と声を張り上げるコール&レスポンスは、キャンプ場というより一種のライブ会場に近い熱気に包まれます。景品にはコールマン社製の高級キャンプギアや折りたたみ自転車などが用意され、大人も本気で一喜一憂するエンターテインメントへと昇華されています。
さらに注目すべきは「雨の日の過ごし方」に対する設計の細やかさです。一般的なキャンプ場では雨天時にテント内に籠もらざるを得ず、子どものフラストレーションが溜まりがちですが、本施設では屋根付きの大型イベントデッキや「クリスタルハンター(鉱石発掘アクティビティ)」、ピザ作り体験など、雨天でも子どもが退屈しない工夫が何重にも施されています。「雨天予報でもキャンセルしない」という利用者が多い理由がここにあります。