ふたりの出会いは、徳光氏が日本テレビのアナウンサーとして頭角を現し始めた1960年代に遡ります。早苗夫人は当時、日本テレビの社屋受付などを務めていた社内マドンナ的な存在でした。徳光氏が一目惚れし、猛烈なアプローチを開始したことがふたりの馴れ初めです。
当時、徳光氏は若手アナウンサーとして多忙を極めていましたが、早苗夫人の気を引くために日夜情熱を注ぎ、1966年にゴールインを果たしました。華やかな放送業界の裏側で、夫の不規則な生活と奔放な性格を最も近くで理解し、受け止めたのが早苗夫人でした。
徳光家の家族構成は、夫婦と3人の子ども(長男、次男、長女)からなる5人家族です。家庭環境における早苗夫人の影響力は絶大でした。
- 長男:一般企業やテレビ番組制作などメディアの裏方として活躍。
- 次男・徳光正行氏:タレント・キャスターとして活動。公のインタビューでも「母・早苗の存在は絶対的な規律であり、父は母に一切口答えできなかった」と、母の威厳と愛情深さを明かしています。
- 長女:一般人として生活しており、徳光氏にとっては目に入れても痛くない自慢の娘。
さらに親族関係で特筆すべきは、タレントのミッツ・マングローブ氏との関係です。ミッツ氏は徳光和夫氏の実弟(英国伊勢丹の元社長・徳光次郎氏)の長男であり、和夫氏と早苗夫人は伯父・伯母にあたります。ミッツ氏は幼少期から徳光家に出入りしており、メディアでも「早苗伯母さんはとてもエレガントで、同時に徳光の親父をビシッと締める頼もしい人」と親愛を込めて語っています。徳光一族の結束を裏で束ねてきたのは、間違いなく早苗夫人でした。