ネット上の掲示板やSNSでは、極端な思い込みに基づいた情報が散見されます。物件選びで失敗しないために、3つの代表的な誤解を解消しておきましょう。
誤解1:「分譲賃貸マンションなら騒音トラブルはゼロ」
分譲仕様のマンションは賃貸専用マンションよりもスラブ厚が厚く遮音性に優れていますが、サッシの防音等級や換気口の形状によっては外部の幹線道路の騒音が侵入します。また、タワーマンションで採用される軽量間仕切り壁は、重低音の振動を伝えやすい弱点があります。
誤解2:「近年のアパートはすべて音が筒抜け」
大手ハウスメーカーが近年供給している新築アパートの中には、高遮音床システム(積水ハウスの「シャイド55」や大東建託の「ノンドロップ」など)を標準搭載している物件が増加しています。築浅の高品質アパートであれば、一昔前の古いRC造マンションを凌ぐ遮音性を発揮するケースもあります。
誤解3:「物件名に『マンション』とあれば安心」
前述の通り、命名に法的制限はありません。「○○レジデンス」「××マンション」と名乗っていても、登記簿謄本や募集図面を見ると「木造2階建て」という物件は無数に存在します。名称の響きに惑わされず、必ず「建物構造」の欄を確認してください。