この分野におけるイノベーションの牽引役となっているのが、業界をリードするカゴメ株式会社および同社のカゴメ総合研究所だ。さらに、長年にわたり食品の機能性研究を牽引してきた早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の矢澤一良特任教授らの知見が加わることで、栄養生化学の研究はかつてない高みへと達している。
矢澤一良教授らは、リコピンが持つ強力なフリーラジカル消去能だけでなく、遺伝子レベルで細胞の防御機構を活性化させる分子メカニズムを解明した。カゴメ株式会社の研究チームと連携した実験では、継続的な摂取が血管内皮機能の柔軟性を保ち、動脈硬化のリスクを低減することが確かめられている。