シャワーからお湯が出なくなった際、最初に行うべきは「トラブルの発生範囲を絞り込むこと」です。問題が給湯器そのものにあるのか、それとも浴室の水栓金具にあるのかによって、対処法と連絡先が完全に分かれます。
まずは以下の3つのステップで現場の状況を確認してください。
ステップ1:台所や洗面所のお湯は出るか?
台所や洗面所でお湯が出るにもかかわらず、台所はお湯が出るシャワーだけ出ないという状態であれば、給湯器本体は正常に稼働しています。この場合、原因はお風呂場の水栓金具内部にあるサーモスタット混合水栓故障や、フィルター(ストレーナー)のゴミ詰まりに絞られます。
ステップ2:リモコンの液晶に数字が表示されているか?
給湯器のリモコンパネルを見て、普段見慣れない2桁〜3桁の数字が点滅していないか確認してください。これが給湯器エラーコードです。代表的な番号として、点火不良を示す「111」や立ち消え安全装置作動の「121」、循環異常の「632」などがあります。取扱説明書やメーカー公式サイトでコードの意味を照合することで、不具合の核心が判明します。
ステップ3:ガスコンロの火は点くか?(ガス給湯器の場合)
ガスコンロも点火しない場合、給湯器ではなく建物全体へのガス供給が遮断されています。地震の揺れ(震度5相当以上)や、長時間の連続使用、配管の微小漏洩を検知してマイコンメーターが自動遮断している可能性が極めて高くなります。