インターネット上のレビューやクリエイターコミュニティの内部調査を行うと、お題メーカーに対する極めてリアルな本音が浮き彫りになります。
「仕事の商業原稿で完全にアイディアが枯渇した際、試しに回したお題ガチャの突拍子もない一言がブレイクスルーになった。クライアントワークの枠組みから一時的に脳を脱出させるスイッチになる」(30代・商業イラストレーターの手記より)
「SNSにイラストを上げても反応が薄かった時期、流行のセリフお題を借りて描いたら、共感の引用ポストが普段の10倍以上ついた。『このシチュエーションが見たかった』という共通言語を読者と共有できる感覚がある」(20代・Web漫画投稿者)
一方で、手放しの絶賛ばかりではありません。一部の愛好者からは「人気のお題はすでに界隈で何十人もの神絵師が描き尽くしており、後から描くとどうしても比較されてしまう」「ガチャを回すこと自体が楽しくなってしまい、結果として1文字も書かずに夜が明ける『お題ガチャ中毒』に陥る」といった、依存症的な落とし穴を指摘する切実な声も散見されます。