「まさかカレンダーから思い出の動画が飛び出すなんて思わなかった」
都内の高校に通う3年生の女子生徒は、黒板の横に飾られた手書きのカレンダーにスマホをかざしながら、興奮気味にそう語った。2026年のトレンドを象徴するのが、アナログの温もりと最新のAR(拡張現実)技術を掛け合わせた「ハイブリッド型」のカウントダウンカレンダーだ。
日めくり用紙に印刷されたコードや専用のデザインにスマホを向けると、その日の担当生徒が事前につくった数秒の短尺動画や、部活の秘蔵ショットが画面上に浮き上がる。手書きのぬくもりはそのままに、思い出の深度を何倍にも深める仕掛けが、Z世代の心を掴んで離さない。