「朝アラームを止めたら画面が急に白黒になっていた」「WEBサイトの写真まで全員モノクローム写真に見える」という深刻な相談も後を絶ちません。白黒化した場合、液晶のカラー素子が壊れたのではないかと絶望する人が多いのですが、これは99%アクセシビリティカラーフィルタ設定の作動によるものです。
視覚サポートを目的としたこの機能は、「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」>「カラーフィルタ」の中に潜んでいます。この「カラーフィルタ」がオンになっており、フィルターの種類として「グレイスケール」が選択されていると、画面のすべてのカラー情報が完全に排除され白黒画面になります。スイッチを左にスワイプしてオフにするだけで、一瞬で本来の美しい色彩が蘇ります。これこそが確実なiPhone画面白黒モノクロ戻し方です。
もう一つの厄介なトラブルが、画面がネガポジ反転したように怪しく輝き、文字の背景が黒く写真が蛍光色になる「色反転」です。一部の掲示板で「iPhone画面色反転戻らない時の真相」として議論されるこの問題は、同じくアクセシビリティ内にある「反転(スマート)」または「反転(クラシック)」が意図せずオンになっていることが発端です。
さらに見落とされがちな「隠れた罠」として、電源ボタン(サイドボタン)を素早く3回クリックする「ショートカット機能」があります。画面ロック時やポケットの中でサイドボタンが誤って3回連続プッシュされた結果、登録されていたカラーフィルタや反転、ズームフィルタが意図せず発動してしまう設計上の隙が存在します。「設定」>「アクセシビリティ」>最下部の「ショートカット」を開き、不要な項目のチェックを外しておくことが再発防止に向けた鉄則です。