SNSやオンライン掲示板、Q&Aサイトを精査すると、「20代なのに駅の下り階段で足を踏み外しそうになり恐怖を覚えた」「オフィスで同僚の前で何度も足がもつれて恥ずかしい」といった当事者の生々しい告白が溢れています。
大手インターネットコミュニティに投稿された20代後半の女性の事例では、「最近ヒールでもないスニーカーなのに、駅の階段を降りるときに毎回最後の一段を見誤ってガクンとなる。同僚からは『歩きスマホのせい』と笑われたが、スマホを持たずに前を見ていても足がすくむ」という深刻な悩みが寄せられていました。この女性はのちに専門医を受診し、重度のストレートネックに伴う頸性めまいと、過度なPC作業による外眼筋の麻痺性斜視と診断されています。
また、現場の理学療法士や整形外科医の臨床談によれば、転倒して足首を骨折した若年患者の問診を行うと、受傷の数週間前から「階段を降りるときに足裏の着地点が定まらない」「平坦な道で靴底をアスファルトに擦る頻度が増えていた」という予兆を自覚していた割合が極めて高いことが浮き彫りになっています。
周囲からの「おっちょこちょい」「集中力不足」といった心ない言葉や自己否定によって、多くの若者が自らの身体の警告サインを精神論にすり替え、発見を遅らせてしまっているのが現実です。