世界各国の平均年齢を比較すると、日本の突出した高齢化ぶりが際立ちます。国連や各種国際調査機関のデータによると、日本の平均年齢の世界ランキングはモナコに次ぐ第2位です。
国土が小さく富裕層の高齢移住者が多いモナコ(平均年齢約55歳)を除けば、人口数千万人規模の主要先進国の中で、日本は事実上「世界で最も高い平均年齢」を記録し続けています。欧州の高齢化国であるイタリア(約48歳)やドイツ(約46歳)と比較しても、日本の数値は頭一つ抜けています。
さらに、65歳以上が総人口に占める割合を示す高齢化率においても、日本は約30%に達し世界一の高齢化率を維持しています。ハイペースで高齢化が進んだ理由は、長年にわたる超低出生率と、世界最高水準の医療・公衆衛生環境による長寿化が同時に進行した点にあります。