都市型観光の急先鋒である「OMO5熊本」は、実際の滞在者からどのように評価されているのでしょうか。大手宿泊クチコミサイト、SNS、個人の宿泊記を綿密に分析すると、絶賛されるストロングポイントと、事前に理解しておくべき注意点が浮き彫りになってきます。
城下町を一望する「凸凹テラス」とご近所ガイドの熱狂
多くの宿泊記で共通して高評価を獲得しているのが、ホテルのパブリックスペース「OMOベース」内に設置されたテラス空間です。目の前に遮るものなく広がる熊本城の石垣と天守閣は、夕刻から夜にかけてライトアップされ、言葉を失うほどの迫力を放ちます。カフェカウンターで購入した地ビールや熊本クラフトハイボールを片手に夕涼みを楽しむ時間は、最高の一時といえます。
また、スタッフが案内人を務める「ご近所ガイド OMOレンジャー」のアクティビティも大きな特徴です。地元民しか知らない裏路地の熊本ラーメン店や老舗のBar、城下町の歴史秘話が聞ける朝の散歩ツアーなど、単なる観光ホテルを超えた「地元定着体験」がユーザーの心を掴んでいます。
独創的な客室レイアウトと「OMO5熊本の朝食メニュー」
客室は、縦の空間を立体的に活用した「やぐらルーム」や、グループ向けの「うつわルーム」などユニークな設計が目を引きます。畳敷きのリラックスできるスペースに、秘密基地のような立体二段ベッドを配した空間は、女子旅や子連れファミリーから絶大な支持を集めています。ただし、一部のシニア層やビジネス仕様を望む層からは「階段の上り下りが少し煩わしい」「荷物を広げる床面がコンパクト」といった忌憚のない意見も見受けられます。
朝の楽しみである朝食メニューは、セルフサービス形式のカフェスタイル。看板メニューは、削りたてのチーズとかつお節の香りが漂うオリジナルメニュー「キューブトースト」です。洋風シチューを思わせるホワイトソースベースや、熊本名産のトマトを取り入れたピザ仕立て、サクサクのフレンチトーストなど複数から選べ、写真映えと美味しさを両立させています。プレート形式で手軽にエネルギーチャージできる点が、アクティブ派から高い評価を得ています。