ハイライトには主に「パウダー」「クリーム」「スティック」の3形態が存在し、それぞれ得意な質感や適したベースメイクの工程が異なります。肌質やなりたい仕上がりに応じて正しく使い分けることが、崩れや白浮きを防ぐ要となります。
まず、手軽さと崩れにくさで支持されるパウダーハイライト使い方の基本は、ツールの選定と余分な粉のオフです。付属の小さなブラシではなく、毛先が柔らかく広がった扇形ブラシや斜めカットのハイライトブラシを使用します。ブラシ全体に粉を含ませた後、必ずティッシュや手の甲でトントンと余分な粉を払ってから肌に乗せます。ベースメイクを完成させた最後の仕上げとして、磨くように優しく滑らせることで、ギラつきのない上品な光沢膜が形成されます。
みずみずしい濡れツヤ肌を叶えるクリームハイライト密着テクでは、塗布するタイミングとタッチの強弱が命運を分けます。クリームタイプは、フェイスパウダーを乗せる「前」のファンデーション直後に仕込むのが絶対ルールです。指の腹に少量を取り、肌の上で擦るのではなく、トントンと優しくスタンプするようにタッピングして体温で馴染ませます。上から薄膜の透明ルースパウダーをごく少量重ねることで、油分のヨレを防ぎながら、内側からジュワッと滲み出るような生ツヤを一日中キープできます。
持ち運びやすさとピンポイント補正に優れたスティックハイライトおすすめの使い方として、肌へ直接グリグリと滑らせるのは避けるべきです。肌に直塗りすると、せっかく均一に仕上げた下地やファンデーションが摩擦でヨレてしまいます。指先や小さなメイクスポンジにスティックから直接ツヤを転写し、光を集めたいスポットへピンポイントで叩き込むように乗せるのが、プロが現場で行う美肌仕上げの基本所作です。