番組の歴史を語る上で絶対に外せないのが、広大な敷地を活かした大型施設でのバトルだ。長崎のハウステンボスは、ヨーロッパ風のエキゾチックな街並みと幾重にも入り組んだ路地が特徴的で、ハンターの追跡劇をより映画的でドラマチックに引き立てた代表的なロケ地と言える。水辺や橋、広場といった立体的な地形の変化が、逃走者たちの運命を何度も翻弄してきた。
一方で、全国各地のイオンモールやアウトレットモールといった巨大商業施設も、番組の象徴的なステージとして定着している。営業終了後の深夜から早朝にかけて行われるこれらの撮影では、普段買い物客で賑わう日常空間が無人の巨大要塞へと変貌する。エスカレーターの上下移動や整然と並ぶ店舗の陰を縫うスリリングな駆け引きは、視聴者に強い非日常感と臨場感を提供し続けている。