空腹で手が震えるのはなぜ?低血糖や病気のサインと今すぐできる対処法

空腹で手が震えるのはなぜ?低血糖や病気のサインと今すぐできる対処法

空腹で手が震えるのはなぜ?低血糖や病気のサインと今すぐできる対処法についての真相をご紹介します。

低血糖は、血液中のブドウ糖濃度が段階的に低下するにつれて、現れる自覚症状が明確にシフトしていきます。日本糖尿病学会の臨床指標および医学的コンセンサスに基づき、震えがどのステージに位置するのかを整理したのが以下の比較データです。

段階・危険度血中血糖値の目安主な症状・身体反応編集部の見解・緊急対応レベル軽度(交感神経症状)約60〜70mg/dL以下手指の微小な震え、激しい空腹感、冷や汗、動悸、顔面蒼白、不安感【自己対処可能】直ちにブドウ糖を補給。この段階を見逃すと急速に中枢神経症状へ悪化する。中等度(中枢神経症状)約50mg/dL前後頭痛、目のかすみ、めまい・ふらつき、脱力感、集中力消失、ろれつが回らない【危険域】自力補給のラストチャンス。自動車の運転や高所作業は即座に中止し座って休息。重度(脳機能不全)約40mg/dL未満異常行動、意識混濁、全身の痙攣(けいれん)、昏睡(コーマ)【救急要請】誤嚥のリスクがあるため経口補給は禁止。即座に119番通報と医療処置が必要。

上の表から明らかなように、手の震えや冷や汗は「脳の機能停止を防ぐために身体が発する最初の警告線(デッドライン)」です。中等度まで進行すると、判断力や指先の巧緻性が著しく低下し、財布からラムネを取り出して口に運ぶことすら困難になる危険があります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。