大阪の足元を南北に走る上町断層帯は、日本でも有数の「活断層リスク」を秘めた存在として知られる。気象庁の内部分析資料や地学研究者のあいだで議論されているのは、直近の地下応力変化だ。地表面からは見えない深部において、ひずみの蓄積が限界に達しつつあるという見解が強まりを見せている。
もし上町断層帯がフルサイズで活動した場合、阪神エリアを含む広域で震度7クラスの激動が走る。これは単なる局地的な揺れにとどまらず、都市の交通網、電力・ガス網を瞬時に断ち切る力を持つ。専門家は「いつ動いてもおかしくない」と警告を繰り返し、未警戒ゾーンの洗い出しを急いでいる。