2024年春、嵐を巡る環境は歴史的な大転換を迎えました。4月10日、メンバー5人が連名で「株式会社嵐」の設立を発表。代表取締役には、エンターテインメント法務に精通した弁護士の四宮隆史氏が就任しました。
旧事務所の再編とSTARTO ENTERTAINMENTの発足に伴い、メンバー自らが権利関係やグループの活動主体を管理するための法人を立ち上げたこの動きは、日本の芸能史においても画期的な出来事でした。その後、二宮和也に続き松本潤が個人としてのマネジメント契約を終了して独立したため、一部メディアでは「グループの空中分解」を煽る憶測報道もなされました。
しかし、当事者たちの意図は全く逆でした。二宮も松本も「個人の仕事は独立して責任を持ち、嵐としての活動は株式会社嵐を通じて5人で足並みを揃える」という契約形態を明確に選択しています。櫻井翔と相葉雅紀がSTARTO社と個人契約を継続する一方で、全員が「嵐」という船を自らの手で守る道を選んだのです。活動休止を続ける大野智の意思を尊重しながら、誰も排除せず、誰も犠牲にしない形を模索した結果が、この「新会社設立」という選択肢でした。