コストコの在庫管理に関して、一般の会員が陥りがちな3つの代表的な誤解を整理しておきましょう。
第1の誤解は、「各倉庫店に電話をかければ店員が棚を見に行ってくれる」という思い込みです。かつては個別店舗で対応していた時代もありましたが、コストコでは現在、問い合わせ窓口が一括コールセンターおよびチャットサポートに集約されています。店舗への直電で現場スタッフの手を煩わせることは構造上できなくなっています。
第2の誤解は、「コストコ オンラインの在庫状況=倉庫店の在庫状況」という錯覚です。オンライン配送センターの倉庫と、各地域の会員制倉庫店では管理管轄が異なります。オンラインで「在庫切れ」と表示されていても倉庫店のパレットには山積みになっているケースもあれば、その逆も日常茶飯事です。
第3の誤解は、「品切れ商品の次回入荷日を店員は正確に把握している」という幻想です。コストコの取り扱い商品の多くは海外からのコンテナ輸入であり、通関手続きや海上輸送のスケジュールの関係上、現場のフロアマネージャーであっても「○月○日の朝に入る」と断言できるケースは稀です。値札の右上に記載された「+マーク(次回入荷未定)」や「*マーク(終売・在庫限り)」といった記号表示を自ら読み解くことこそが、最も確実な在庫見極め術です。