彼の野球への情熱は、国内リーグにとどまりません。MLB(メジャーリーグ)に対しても並々ならぬ関心を持ち続けており、渡米の合間を縫ってはドジャー・スタジアムなどに足を運ぶ熱心なメジャーリーグ観戦愛好家としても知られています。
その熱狂が世界中に配信され、日韓のみならず世界的なトレンドとなった象徴的出来事がありました。高尺スカイドームで開催された「MLBソウルシリーズ 開幕戦」(ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレス)の客席に現れた時のことです。大谷翔平選手やダルビッシュ有投手が激突した歴史的一戦で、コン・ユは名作ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』で共演して以来の無二の親友である俳優イ・ドンウクと並んで観戦していました。
サンディエゴ・パドレスのユニフォームを身にまとい、キャップをかぶった2人は、試合のワンプレーごとに立ち上がって拍手を送り、真剣な眼差しで配球を語り合っていました。国際中継カメラにその姿が抜かれると、背後にソン・ジュンギ夫妻、少し離れた席にヒョンビン&ソン・イェジン夫妻がいたことも重なり、「客席が映画祭の授賞式より豪華すぎる」とSNSが騒然となったのです。中継に映るコン・ユは、普段のミステリアスなカリスマ俳優ではなく、純粋に野球の醍醐味に没頭する少年の笑顔そのものでした。