日本の外食産業は今、大きな転換期を迎えている。安さだけを求める時代は終わり、タイパ(タイムパフォーマンス)と健康価値の双方が重視されるようになった。チポトレが提供する、目の前で新鮮な食材が盛り付けられていく「ファストカジュアル」というスタイルは、まさにこの潮流のド真ん中にある。
特に10代から20代の若者たちにとって、単なるジャンクフードではない「罪悪感のない外食」は必須の選択肢だ。アボカドをたっぷり使ったグアカモーレや、高タンパクなチキン、ブラウンライスを組み合わせる食事スタイルが、渋谷の街で瞬く間に受け入れられたのは必然と言えるだろう。