バイトの年末調整とは?出さないと損する理由と2026年最新の書き方

バイトの年末調整とは?出さないと損する理由と2026年最新の書き方

バイトの年末調整とは?出さないと損する理由と2026年最新の書き方とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:年収が103万円以下でも年末調整の書類は提出すべきですか?
A1:必ず提出してください。年収103万円以下であれば年間の所得税はゼロになりますが、特定の月で8万8,000円を超えて天引きされていた所得税があれば、提出することで全額が還付されます。また、提出を怠ると翌年以降の給与が「乙欄」の高い税率で引かれてしまうため、収入の多寡にかかわらず提出が必須です。

Q2:バイトを掛け持ちしている場合、両方のバイト先に申告書を出してしまったらどうなりますか?
A2:税法違反(二重控除)となり、後日税務署から勤務先へ「扶養控除の重複に関する是正通知」が届きます。勤務先の経理に発覚して修正申告を求められ、過少申告加算税などのペナルティが課されるリスクがあります。もし誤って両方に出した場合は、速やかにサブのバイト先の担当者へ連絡し、申告書の取り下げ(乙欄への変更)を申し出てください。

Q3:バイト先から「うちはバイトの年末調整はやっていない」と言われました。違法ではないですか?
A3:原則として雇用形態に関係なく年末調整を行うことは事業主の法的義務です。しかし、個人経営の飲食店や小規模事業者では事務処理能力の不足から対応を拒否されるケースが実在します。その場合は会社と争うよりも、1月に「源泉徴収票」を必ず発行してもらい、翌年2月16日以降に自分で所轄の税務署へ確定申告を行うのが最も確実で迅速な解決策です。

Q4:12月に入ってから急にシフトを増やされ、年収が103万円を数千円超えてしまいそうです。どうすればいいですか?
A4:12月中に支払われる給与(あるいは末締め翌月払いの場合は12月支給分)の確定額を至急確認してください。超えてしまった場合、本人の所得税は数百円〜千円程度ですが、親の税法上の扶養から外れるため親側の増税が発生します。交通費(非課税限度額内)が給与総額に含まれていないか確認し、どうしても超える場合は事前に親へ事情を説明することがトラブル回避の最善手です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。